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- アクセシビリティに関する取組み──GREEN×EXPO アクセシビリティに関する取組 議事概要
GREEN×EXPO アクセシビリティに関する取組 議事概要
第1回 GREEN×EXPO アクセシビリティに関する取組
会議概要
- ■日時
- 2025年8月6日(水)14時00分から16時30分
- ■出席者(敬称略)
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会場出席
秋山哲男(中央大学 研究開発機構 機構教授)、
小渕健一(関東ろう連盟 福祉対策部長)、
度会哲賢 (公益財団法人 日本知的障害者福祉協会 常任理事)、
大薮定信(公益財団法人 全国老人クラブ連合会 政策委員会 幹事)、
板橋光雄(神奈川視覚障害者の生活と権利を守る会 執行委員)、
荻津和良(社会福祉法人 日本身体障害者団体連合会 副会長)、
光延卓真(神奈川県肢体不自由児者父母の会連合会 会長)、
白石幸男(横浜市脳性マヒ者協会 会長(公益社団法人 横浜市身体障害者団体連合会))、
山根 則子(横浜市オストミー協会 会長(公益社団法人 横浜市身体障害者団体連合会))、
髙橋愛(一般社団法人 ラシク045)
オンライン出席
大森宣暁(宇都宮大学 地域デザイン科学部 教授)、
丹羽菜生(中央大学 研究開発機構 機構准教授)、
中川孝子(神奈川県手をつなぐ育成会 会長)、
名古屋恒彦(公益社団法人 日本発達障害連盟 会長)、
洗成子(公益社団法人 日本精神保健福祉士協会 常務理事)、
山嵜涼子(特定非営利活動法人 自立生活センター・小平)、
工藤登志子(認定NPO法人 DPI日本会議 バリアフリー部会長補佐)、
武者廣平(特定非営利活動法人カラーユニバーサルデザイン機構 理事長)
- ■議題
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(1)これまでの振り返りと意見交換の進め方について
(2)具体的な取組内容について
①会場内の仮設トイレについて
②カームダウン・クールダウン/センサリースペースについて
③ベビーサービス提供施設について
④案内サインについて
⑤視覚障がい者誘導について
(3)今後の予定
主なご意見
- ■会場内の仮設トイレについて
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≪バリアフリートイレ≫
・通路での車いす同士のすれ違いが困難。車いすがすれ違うには、幅員180㎝は必要。
・手前がスロープになっているが、特に車いすの方が待つ場所はどこを想定しているのか。
・バリアフリートイレにリフトを設置してほしい。
・トイレのドア付近にベッドがないほうがよい。
・ゴミ箱等必要物品を壁内に設置することはできないか。
・腕の力が弱い人でも開けられるような軽いドアにしてほしい。
・一定時間が経っても強制的に開錠する仕様にしないでほしい。
緊急通報装置を設置するとよい。
≪一般トイレ≫
・一般トイレにはベビーカーで入れるスペースはないのか。
・緊急時などの放送があった時に、聴覚障がい者がトイレの中でも避難が必要なことがわかる方法を講じてほしい。≪補助犬トイレ≫
・盲導犬の排泄する場所は何箇所かあるとよい。
- ■カームダウン・クールダウン/センサリースペースについて
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・使用の仕方は限定せず、必要な方が使えばよいと思う。障がい者に限らず、広くこういうスペースがあるということを来場者の方には案内していただけるとありがたい。
・一方で、必要なときに必要な人が使えるようにサインをしっかりしてほしい。
・2箇所のカームダウン・クールダウンスペース以外にも、ちょっとした場所を増やしてほしい。
・低予算で気軽に置けるカウチのようなものを壁側に向けて設置するような方法にして、名称自体ももっと気軽な「カームコーナー」、「落ち着く場所」として設置場所を増やすのはどうか。
- ■ベビーサービス提供施設について
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・車いす使用者が利用できるおむつ交換台、授乳スペースを設置してほしい。
・おむつ交換台は、障がい児で色々な機器を身体に付けているとスペースが必要。
・ドアは自動ドアがよい。手動式であれば、開けたところで止まるタイプにしてほしい。
- ■案内サインについて
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・色分けされたマップを用いる場合は、案内板にも色を示して、自分がどこにいるのかを把握できる計画にしてほしい。色がきちんと判別できるカラーユニバーサルデザインにしてほしい。
・画面を手で動かして拡大・縮小等ができる案内板があるとわかりやすい。
・混雑時も案内が確認できるよう、案内の設置の高さに注意してほしい。案内の位置は床だけでなく壁にも大きく設置してほしい。
- ■その他
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・障がいをお持ちの方は粗相がある場合もあるので、シャワーなどの洗える施設を1箇所でもつくってほしい。
・会場マップの中でもトイレが一般トイレなのかバリアフリーになっているのか、わかるようにしてほしい。
視覚障がい者の誘導に関するヒアリング(2025年7月)
視覚障がい者誘導の基本的な考え方や、視覚障がい者誘導用ブロックの敷設、人的支援、情報技術等の活用など視覚障がい者の誘導方法についてヒアリングを実施しました。
板橋 光雄、石川 絹代(神奈川視覚障害者の生活と権利を守る会)
三宅 隆(日本視覚障害者団体連合)
大野 央人(公益財団法人鉄道総合技術研究所)