ニュース

2027年国際園芸博覧会 開催1500日前記者発表会を行いました!

お知らせ

公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会(会長:十倉 雅和)は、2027年国際園芸博覧会開催1500日前を迎えるにあたり、記者発表会を2023年2月8日(水)に大手町プレイスカンファレンスセンターにて開催。
記者発表会では、正式略称や推進体制、公式ロゴマーク最優秀作品の発表を行いました。

開催1500日前記者発表会の様子

1.2027年国際園芸博覧会の正式略称 「GREEN × EXPO 2027」(グリーン エクスポ ニーゼロニーナナ)

開催1500日前記者発表会の様子

2027年国際園芸博覧会をより身近に感じてもらうための正式略称を発表。
正式略称「GREEN × EXPO 2027」(グリーン エクスポ ニーゼロニーナナ)は、「植物」、「花」、「緑」を総称する言葉であり、「自然」、「環境にやさしい」という意味を持つ「GREEN」、国際的に共通する課題の解決に寄与する国際博覧会「EXPO」という語を掛け合わせることで、SDGsやGX(グリーントランスフォーメーション)の実現に貢献する博覧会として、これからの自然と人、社会の持続可能性を追求し、世界と共有する場であることを表現しました。

2.2027年国際園芸博覧会の推進体制

本博覧会の開催に向けて加速化する活動を牽引していく推進体制を発表。

「GREEN × EXPOラボ(創生組織)」

本博覧会のテーマである「幸せを創る明日の風景」を実現する観点から活動を行う組織です。

■チェアパーソン 涌井 史郎氏
 総合監修・ランドスケープを担当

開催1500日前記者発表会の様子

【涌井 史郎氏コメント】
私たちが生きる生命圏の80%以上を植物が占めており、植物無くして私たちの生存は保証できません。
世界中から「日本は自然と共生する知恵を持っている」と思っていただけるよう、そして日本が未来に向かって進んでいけるような博覧会をつくっていきたいです。

■マスターアーキテクト 隈 研吾氏
 建築を担当

開催1500日前記者発表会の様子

【隅 研吾氏コメント】
開催都市「上瀬谷」は、まさに横浜を象徴する美しい場所です。
人類の緑によって世界をもう一度蘇らすような、夢を語ることができる場所ができたらと思います。
私を育ててくれた横浜の緑に恩返しをしたいと考えています。

■農&園藝チーフコーディネーター 賀来 宏和氏
 花き園芸・造園・農の展示・出展、植物監理を担当

■運営事業チーフディレクター 若松 浩文氏
 会場運営・管理、催事、広報を担当

2027年国際園芸博覧会 クリエイター

■クリエイター 蜷川 実花氏
 屋内展示企画・キービジュアル開発を担当

開催1500日前記者発表会の様子

【蜷川 実花氏コメント】
植物の美しさや大切さ、人と共に生きる美しい世界を本博覧会で表現していきたいと思っています。
涌井先生、隈先生とともに、「GREEN × EXPO 2027」の世界観をつくっていきたいと思います。

3.2027年国際園芸博覧会 公式ロゴマーク最優秀賞作品発表

開催1500日前記者発表会の様子

本博覧会のシンボルとなるロゴマークを、2022年10月20日から11月5日までの期間、プロ、アマ問わず広く一般より公募。
1,204作品の応募から最優秀賞作品の発表と表彰を行いました。
今後、必要な修正手続きを経た後、公式ロゴマークとして使用される予定です。

■公式ロゴマーク最優秀賞を受賞した、喜多 祐子(きた ゆうこ)さん

開催1500日前記者発表会の様子

【受賞者コメント】
この度は、光栄な賞を頂戴し大変嬉しく存じます。
公式ロゴマークのデザインは、私たちが緑から受け取るもの、やすらぎや爽やかな大気を表しています。
また国際的な博覧会ということで、日本の文化を取り入れたく日本の美的感覚である「見立ての美学」を意識しました。
本博覧会の開催を楽しみにしている一人として、このような形で携わることができ、とても幸せです。

4.2027年国際園芸博覧会 開催1500日前記者発表会 ご挨拶コメント

2027年国際園芸博覧会の開催に向けて、国・神奈川県・横浜市などの多くの方から意気込みや応援のご挨拶をいただきました。

■会長・日本経済団体連合会 十倉 雅和会長

開催1500日前記者発表会の様子

わたしたちは身近にある花や緑、暮らしに欠かせない農や食、こういった自然資本に生かされています。
今、あらためて都市生活の中にある自然の価値を見直し、その中にこそ幸せがあることを再認識する機会として、この園芸博覧会を開催いたします。
「グリーンシティ」の考え方をお示しし、自然と共生した持続可能な社会の創造に向けたメッセージを発信していく、そんな博覧会にしたいと考えています。

■国土交通省 石井 浩郎副大臣

開催1500日前記者発表会の様子

横浜市は歴史的にも国際色豊かな都市で、園芸植物に関してはチューリップやバラといった西洋の花を全国に先駆けて輸入した玄関口でした。
自然環境の持つ様々な力を私たちの日常生活に取り入れ暮らしの質を高め、豊かな未来の姿を神奈川・横浜から発信していきます。

■農林水産省 角田 秀穂大臣政務官

開催1500日前記者発表会の様子

日本人は古来より自然と共生し、豊かな自然の恩恵を持続的に受ける知恵や技術を培ってきました。
これらは必ずや世界の環境問題の解決の鍵を握っています。
人々が心穏やかに生活するために、花やみどり、農の力を生かすことは必要不可欠です。
1990年の大阪花の万博のように花きや花き文化のさらなる飛躍の契機とするとともに持続的で明るい未来の暮らしを提案する場にしていきたいと考えています。

■経済産業省 中谷 真一副大臣

開催1500日前記者発表会の様子

2025年の大阪・関西万博についても取り組みを加速しています。
ここで得られた知見を国際園芸博覧会の成功につなげていきます。
いずれの国際博覧会もSDGsやGXを通じ、社会の持続可能性を追求していくうえで大きな役割を果たしていきます。
2つの国際博覧会の相乗効果で世界に向けて日本の魅力を発信していきます。

■副会長・横浜市 山中 竹春市長

開催1500日前記者発表会の様子

今、世界ではグリーントランスフォーメーション GXが進行中です。
国内で7回目となるこの万国博覧会は、自然に根差した社会問題の解決 Nature Based Solution のショーケースとして、横浜から世界に力強くメッセージを発信していきます。
ホストシティとして万全の環境を整え、みなさまの記憶に残る万博にしたいと考えています。

■神奈川県 小板橋 聡士副知事

開催1500日前記者発表会の様子

神奈川県は首都圏にありながら、丹沢や箱根の山なみ、みどり豊かな里地里山や河川、そして海と、自然環境に恵まれています。
都市と自然が融合した環境の中で国際園芸博覧会が開催されることは大きな意義があります。
持続可能な社会の恵みを次の世代へ引き継いでいく場となることを確信しています。

■横浜市会議長・2027年国際園芸博覧会を成功させる横浜市会議員の会 会長 清水 富雄氏

開催1500日前記者発表会の様子

圧倒的な花と緑で多くの人々を魅了し、自然共生社会の実現に向けた新たな暮らしのモデルを提案する万博の実現を大変楽しみにしています。
開催まで4年、横浜市が一丸となって進めていく取組を横浜市会及び議員連盟でも全力でサポートしていきます。

■神奈川県議会 しきだ 博昭議長

開催1500日前記者発表会の様子

神奈川県は横浜開港による西洋文化の広がりとともに花の栽培が始まった伝統ある産地であり、園芸の万博が開催されることは大変意義があることと感じています。
花き園芸・造園・農業の発展、成長産業化に大きく寄与すると思います。
「環境と共に生きる」知恵や行動が世界に広がることを期待しています。