地域と連携・協働し地域課題の解決を目指す!瀬谷西高等学校のSDGs学習の集大成「瀬谷西SDGsフェスティバル」が開催されました。
活動報告
2027年国際園芸博覧会が開催される瀬谷区にある、瀬谷西高等学校。
瀬谷西高等学校では、県立高校指定校事業(教育課程研究開発校「シチズンシップ教育」)の一貫として、地域の企業や団体と連携・協働して地域課題の解決に向けた「SEYANISHI SDGs Project」に取り組んできました。
「SEYANISHI SDGs Project」は、学年全員で取り組むプロジェクト(「フラワーロードプロジェクト」「ビーチクリーン」など)と生徒が選択した16のプロジェクト(環境、経済、社会分野などから選択)の2層で構成され、神奈川県、横浜市、瀬谷区の行政機関、30社以上の企業、NPOや農家、商店街等、様々に連携・協働しながら約2年の取り組みを行い、その成果の公開授業として、「瀬谷西SDGsフェスティバル」は開催されました。
令和5年3月に再編・統合により完校する瀬谷西高等学校ですが、最後の卒業生となる43期生が「Think Globally Act Locally」を合言葉にこれまでお世話になった瀬谷の地に恩返しをしたい、このローカルSDGsの学びをレガシーとして残したい、という思いでその集大成として最後の学習成果発表を行いました。
会場となった横浜市役所1階アトリウムには、16のプロジェクトブースで取り組みの紹介や成果物の販売などが行われたほか、ステージではその取り組みを資料を用いて各プロジェクトが発表をしました。
会場内は生徒の熱気と充実感に溢れ、訪れる方々も熱心にその内容に耳を傾けていました。
尚、この取り組みの中で「フラワーロードプロジェクト」は横浜市から第29回横浜環境活動賞「児童・生徒・学生の部」【大賞】、「食品ロスプロジェクト」は環境省から「令和4年度 食品ロス削減推進表彰 食品ロス削減推進表彰審査委員会委員長賞」も受賞しています。
また、2027年国際園芸博覧会も、小林事務次長がステージで生徒様と対話しながらの博覧会紹介スピーチや展示ブースでの博覧会のPRを行いました。
日時:2022年11月9日(水) 9:50~14:50
場所:横浜市役所アトリウム1階(横浜市中区本町6⁻50⁻10)
主催:神奈川県立瀬谷西高等学校
フェスティバル開催とプロジェクト発表の様子
2027年国際園芸博覧会PRの様子